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WORKS

 

#1

「二十世紀少年少女唱歌集」

二十世紀の後半、関西のとある町。

廃線となった引込み線の先に

バラックを建てて暮らす人々がいた。

二十世紀の少年少女たちは未来を夢見る二十一世紀になったら、
ハンドルを使わんでも車運転でける
おれは男になって船乗りになるんや
俺は大金持ちになってる
お、俺の爪はきっとバラの匂いがしてる

大人たちは二十一世紀を待ち切れず、
ある者は海の向こうにあるという
地上の楽園を目指して船を出し、
ある者はそこにとどまろうとする。
家族の中に生じる小さな葛藤の数々。

やがてやって来る二十一世紀に
彼ら彼女らが見たものは―
そして、二十一世紀の
先にある未来とは―

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作  鄭 義信

演出 大塚 雅史

 
@神戸アートビレッジセンター​ KAVCホール
(https://www.kavc.or.jp/)
2014年12月26日〜27日
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